ユーザーの声:

"I've used TablEdit for many years as a learning tool and have found it to be very helpful and easy to use. Support and service has been great as well. My favorite feature is the ability to isolate the various instruments, slow the tempo and display either TAB or note formats depending on the instrument I am focusing on."
- Trip Wilcox, Texas, USA

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TEFpad は Android


TEFpad は Android用にデザインされた TablEdit タブ譜ファイル (.tef 形式) の「簡易エディター」です。 Android 用 TEFview (無料のビューワ・ソフト) と同じように、 TEFpad を使えば タブ譜ファイル (.tef files) だけでなく他の様々音楽ファイル (ASCII tablatures, ABC files, MusicXML, MIDI, Guitar Pro, PowerTab など) も、読込みや表示、演奏が可能になります。

Android 用 TEFview は、タブ譜作成ソフトウェア TablEdit のファイル tablature files (.TEF format) を Android 端末で閲覧・演奏するアプリです。ASCII、 MIDI、 ABC、PowerTab, TabRite, GuitarPro, MusicXML ファイルのインポートも可能です。

ユーザ・インターフェース

本体の回転で、画面表示モードが ページモード (縦 portrait) または 列モード (横 landscape) に切り替わります。※ページモードでは楽器1台分の楽譜のみが表示されます。

ページモード では、現在アクティブな楽器のタブ譜や五線譜が、画面の全面に複数の列で展開して表示されます。

列モード では、そのタブ譜を構成している全ての楽器が、それぞれ1列で画面に表示されます。

ジェスチャー

TEFviewTEFpad は、タブ譜表示の切り替え用ジェスチャーをサポートしています:

  • タッチ & ドラッグ - 選択範囲がハイライト表示されます。範囲指定の演奏に便利です。
  • 長押し - その小節内のデータ範囲をブロックで選択します。
  • 左右にスワイプ
    • ページ または 一列表示 - 小節をスクロール (スクロール・バーと同じ)
  • 上下にスワイプ
    • ページ表示 - 小節をスクロール (スクロール・バーと同じ)
    • 一列表示 - 単一楽器の場合は、小節をスクロール (スクロール・バーと同じ)
    • 一列表示 - 複数楽器の場合は、表示されていない楽器への切り替え表示
  • 二本指でのピンチ または ストレッチ - 表示縮小 (ピンチ) または 拡大 (ストレッチ)
  • タップ
    • 上端の中央より左側 - 1小節 戻る (スクロールが非表示の場合)
    • 上端の中央より右側 - 1小節 進む (スクロールが非表示の場合)
    • 画面中央の左端 - 1小節 戻る (列表示 Rows mode) または 小節内1ライン 戻る(ページ表示 Page Mode)
    • 画面中央の右端 - 1小節 進む (列表示 Rows mode) または 小節内1ライン 進む(ページ表示 Page Mode)

ツールバー

ツールバーの説明(左から右へ):

  • ボタンは、演奏開始または停止。デフォルトでは TEFviewTEFpad は現在位置から最後まで演奏します。 しかし、もし表示音が選ばれている場合は、TEFviewTEFpad は選択されたセクションのみを演奏します。 一時停止には画面の真ん中をタップしてください。再びタップすれば演奏が再開されます。
  • ボタンで、編集モードへ切り替えます (詳しくは 以下に)。
  • ボタンで以下のオプションのウィンドウが開きます:
    • 画面表示で、デバイスの向きを無視
    • タブ譜、音符、その両方を表示
    • スケール表示の調整: バーの表示を参照
    • タブ譜の旗の向きを変更
    • メトロノームのクリック音量をセット (0 = オフ)
    • 演奏開始前に1小節分のカウントを設定
    • 演奏時の相対スピードをセット (20-200%)
    • 画面のタブ譜トップに示されるスクローラーの表示設定。スクローラーはタブ譜のブラウズと演奏中のコントロールを容易にします。
    • 背景、前景色の変更;様々な要素の色を調整可能 (音、タブ譜の数字、ほか)
    • "音符名" を変更。英語表記 (C, D, E, F, G, A and B) をフランス語 (Do, Ré, Mi, etc...) また B を H に(ほか)
    • チューニング変更
    • オプション設定をデフォルトに戻す
  • ファイルマネージャーを開きます。(以下、参照)
  • ボタンでリピート(反復)モードのオン・オフを切り替えます (演奏中のみ表示)。
  • ボタンは、楽器のMIDI選択の表示切替とタブ譜音程の移調を行います。ボタンとスライダーは、タブ譜のピッチをオクターブで変化させます。
    • ピッチをステップごとに下げます。
    • ピッチをステップごとに上げます。
  • ボタンで (プリント・プレビュー 機能が表示されます; 曲の情報 (曲名、作曲家、など)、 新規作成 (新しいタブ譜を作る)、 保存・添付して送信、など。
  • タイトル情報。 この部分をタップすると、楽曲情報と音符ダイアログが開きます。演奏中には以下を表示: 経過時間、テンポと相対スピード。

ファイル管理

TEFviewTEFpad はファイル・エクスプローラー機能を組み込んでいますが、外部のアプリを使用することも可能です。推奨の無料アプリは ES File Explorer で Google Play Store から入手できます。また、クラウドアプリ (Google Drive, DropBox, など) もファイルの読み込みに使用できます。ファイル形式については、様々なタイプが利用できます。

TEFviewTEFpad が開けるのはデバイス上にある .tef, .abc, .mid, .txt, .ptb, .gp, .zip or .xml ファイルです。 ボタンをタップすると、ファイルを開けるアプリが表示されます。ご希望のアプリをタップしてファイルを表示させます。その後、TEFviewTEFpad で表示させたいタブ譜をタップします。

編集モード

ボタンをタップします。TEFpad のスクリーン下部には、基準の音符単位からなる「ルーラー」 及び ポピュラーな機能が含まれた3列のボタンで構成された「特殊キーボード」が表示されます:
  • ボタン "1" から "0" で、タブ譜にフレット数字を入力。
  • ボタン で、楽譜に音符を入力。
  • タブ譜にカーソルがある状態でエンターをタップすると、自動前進モードの切替を行えます。 アドバンス・モードでは、ボタンは緑色に変わります。
  • ボタンで選択中の音(タブ譜または音符)を半音単位で上下動。
  • ボタン で、選択中のタブ譜の音を矢印の方向の別弦・別フレットへ音高を保ったまま移動変換。
  • MIDI 情報のボタン; 楽譜の選択音の音程を示す広めのボタン。 タップするとパレットが現れ、臨時記号の選択 (シャープ、フラット、ナチュラル) や、楽譜内の音符の旗 上下切り替えが行なえます。
  • MIDI 情報の右には 音符長のボタン があり、選択されている音の長さを表示しています。オートマチックモードの場合は、次に入力される音の長さは 自動調整されて表示されます。
    タップすると画面には音符長を変更するためのパレットが表示されます。パレットには適用される音符長が選択された状態で表示され、一方、既に選択されている音長はは紫の枠で囲まれて示されます。なお、 ボタンをタップして自動モードへの切替ができます。
  • 単音の音量調整や奏法の効果指定は、パレットに表示されている各種のボタンをお使いください。 設定で適用されている効果は、選択された状態で表示されます。 選択されている音のピッチ、奏法効果、スピードは紫の枠で囲まれて示されます。
  • ボタンは選択された音と前の音をタイで結びます。
  • ボタン で、タブ譜に休符を入力。
  • ボタンで、コード・ダイアグラムを入力できます。
  • ボタンで、タブ譜の上にテキスト(文字列)を楽譜に挿入します。タブ譜の下に入力したい場合は、最下段の弦の位置にマーカーをセットして下さい。
  • ボタンで速度変更が可能。
  • a grace note
  • the ボタンでは「手」のダイアログが出ます。ストロークやフィンガリングの入力に使用します。
  • ボタンで、リピートとエンディングの設定を行います。 カーソルを小節に動かし、お望みの設定を選びます。 終わったら、 ボタンがリーディングリスト(演奏順序)を適用し、 挿入された反復記号に従って MIDI演奏が実行されます。
  • ボタンで楽譜全てを選択できます。
  • the ボタンは選択された音符長の最も近い音符を示すパレットを表示します。
  • 拍子、調性の変更には、スクリーン左上の表示されているエリアをタップします。 新しいウィンドウ画面では、テンポや三連、スコアの移調が設定できるほか「小節」ボタンで小節の追加や削除、コピーやカットができます。
  • 楽器設定、及びチューニング変更は、現在の楽器のチューニング表示をタップしてください。
  • TEFpad は TablEdit キーボード・ショートカット にも対応。 通常の Androidキーボードの表示は、TEFpad 特殊キーボードのボタン "ABC" をタップ。 TEFpad 特殊キーボードに戻るには、通常キーボードの "完了 Done" ボタンをタップ。
  • キーボードを非表示にするには、ボタン をタップ。

印刷プレビュー

"印刷プレビュー" では、実際の印刷状態で楽譜を見ることができます。PDFの場合は、タブ譜と同じ名前でファイルが作成されます。画面を終了したい時は、左上の TEFview アイコンをタップしてください。 アイコン左の '<' (戻る) マークは、プレビュー画面が開いている時に表示されます。

印刷プレビューのツールバーについて(左から右に):

  • ボタンで、以下の印刷オプションを選択できます:
    • キャンセル - ダイアログを閉じて選択した変更を取り消します。ダイアログの外側をタップ、または機器の 戻る ボタンを押しても、キャンセルと同じ動作になります。
    • OK - 選択した変更点が反映されます。
    • スクロールバー 楽器リスト は楽譜にある最初の2つの楽器を表示します。その他の楽器はリスト内に表示されており、どれを印刷するか選択できます。 デフォルトでは設定で選択される表示オプションに従って全楽器が印刷されますが、このリストを使えば個々の楽器に対応した印刷設定が可能になります。
    • 縦スペースの微調整:
      • タブ譜の線間 - タブ譜の弦間のスペースを微調整できます。
      • タブ譜と五線譜の間 - 相互間のスペースを微調整できます。
      • 行・段表示の間 - 各行・段の間のスペースを微調整できます。
    • 適宜調整(Proportional Spacing) スイッチ:
      • オフ - 一行に表示される小節数を指定値に固定します。
      • オン - 小節内の音符数を適宜に判断して、最適な表示に自動調整します。
    • ページ番号調整(Adjust Page Number)スイッチ:
      • オフ - 印刷サイズを自動調整。
      • オン - 設定されたページ数に収まるように印刷サイズを調整。
    • 小節番号 スイッチ - オンでプリントプレビューに小節番号が表示されます。
      • 全小節有効 スイッチ - オフで各段の最初の小節にのみ番号が表示されます。オンの場合は、全小節に番号表示されます。小節番号スイッチがオフの際には、このスイッチは表示されません。
    • 接続線 - 複数の楽器の楽譜の組線間、または単一楽器の記譜とタブ譜の間に接続線を表示します。接続線を左端と右端にのみ表示するように選択できます。ページまたは小節ごとに。
    • 用紙サイズの選択 - A4 または US Letter が選択できます。
    • 印刷向きの選択 - 縦 または 横。
    • 余白(マージン) - 上下左右の余白を調整します。
  • ボタンで PDFタブ譜を作成します; PDFを開くことができるインストール済みアプリが表示されますので、選択すればPDFファイルに変換されて表示されます。
  • ボタンで PDFタブ譜を作成します; PDFへファイル変換・保存できるインストール済みアプリが表示されますので (DropBox, Google Drive への保存、Eメールへの添付等)、選択すればPDFファイルに保存、または添付ファイルとしてメール送信できます。

追記

より詳しい解説をご希望の方は、以下のリンクをご覧下さい。※なお TEFpad を有効に使いこなすためにも、基本ソフトである PC版 TablEdit を理解(購入)されるようお勧めします: